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日本のエンジニア採用と新卒市場への違和感

2026/5/31

日本の就活は、「適応力」を測るゲームになっている

皆さんは日本の就活に違和感を感じたことはないでしょうか?

・面接対策をどれだけやったか

・企業にどれだけ合わせられるか

・経歴に違和感がないか

評価されているのは、スキルでも実力でもなく、「その場に適応する力」になってないでしょうか。

大学で学んだ専門分野が深く問われるわけでもなく、最終的には面接官の印象や大学までの経歴で内定が決まっているように感じます。

今回はエンジニアにフォーカスし、諸外国との対比などを交えながら、いかに日本の就職市場の構造について考えていきます。

「優秀な人を生かしきれない構造」

エンジニアであれば、なおさらこの違和感は大きいはずです。

みんなが知っているような大手のIT企業(富◯通、N◯◯、ソ◯トバンクなど)ではコンピュータサイエンスを学んだことのない学生やコードを書いたことない人でも、面接での受け答えや学歴によって採用されることがあります。

もちろん情報系の学生も採用はされているのですが、大手企業がやっている業務内容は下請け企業のマネジメントが中心であるケースも多く、せっかく優秀な人材を採用しても、その能力を十分に活かしきれていない現実があります。

近年はメガベンチャーなどの台頭で一部の優秀層は大学で学んだコンピュータサイエンスを活かし、高い給与をもらいながら日本のソフトウェアの成長に貢献しています。

しかし依然として、日本の採用市場は旧来型の「就活」に大きく依存しており、日本のソフトウェアエンジニアの立場が社会的に弱くなってしまっていると感じます。

問題は日本特有の構造にある

よく「面接対策不足」と言われますが、それは本質ではないと思います。

以下の日本特有の構造が問題です。

・新卒一括採用

・スキル型採用になっていない

・多重下請け構造による“手を動かす人”の軽視

こうした仕組みの中では、企業側も合理的に「外さない人材」を選ぶしかありません。学歴や経歴、コミュニケーション能力などで採用不採用を決めてしまいます。

海外では、全く違う採用手法が採られている 一方で、海外のテック企業はどうでしょうか。

評価されるのはシンプルです。

・面接で出題される技術試験に突破できるか

・コンピュータサイエンスの理解

・実際に開発したプロダクトや実績

新卒採用やポテンシャル採用はありませんし、年齢や顔写真はレジュメに不要であり、バイアスを排除した採用が行われています。

その分、学生は本気で勉強します。 なぜなら、努力した分だけ結果に結びつくからです。

日本のようにアルバイトやサークルでの経験を「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」として語り面接官を納得させるような面接にはなっていないのです。

なぜ日本ではそれができないのか

私は、主に3つの理由があると考えています。

① ソフトウェアエンジニアの地位が低い

日本では、ソフトウェアエンジニアという職種自体の社会的評価が、他国と比べて低い傾向にあります。

実際、新卒の人気企業ランキングを見ても、上位に並ぶのは総合商社、コンサル、大手メーカーなどであり、ソフトウェア企業が中心になることはほとんどありません。

一方、アメリカ、中国、インドなどでは、コンピュータサイエンス(日本でいう情報系)の学位は医学部に匹敵すると言われているくらい価値があります。

なのでアメリカ、中国、インドに限らず日本以外の国ではそもそもコンピュータサイエンスを卒業してないと基本的にはエンジニアにはなれないのです。(必ずそうというわけではありませんが、9割程度のエンジニアは関連学部を卒業していると言われています。)

② 採用側の技術理解の不足

多くの企業では、最終的な採用意思決定を行う層が、必ずしも技術に精通しているとは限りません。

結果として、面接官と明るくコミュニケーションできる人や経歴がいい人が評価されやすくなり、本来評価されるべき学生が埋もれてしまっています。

これは企業側にとっても損失であり、本来であれば高い価値を生み出せる人材を取りこぼしている可能性があります。

③ 優秀層の流れが歪んでいる

本質的な問題はここにあると考えています。

本来であれば、

高い技術力を求める企業

スキルを正当に評価する企業

エンジニアが成長できる環境

に優秀な人材が集まるべきです。

しかし実際には、

・安定している

・知名度が高い

・就活の情報が豊富に出回っている

といった理由で、大手企業に人材が集中します。 ここで問題なのは、「どの企業が本当にエンジニアを評価しているのか」が見えないことです。

海外では、給与や評価、面接内容などの情報がオープンに共有されており、エンジニアは合理的に企業を選ぶことができます。

結果として、本来であればスタートアップや成長企業に行くべき優秀な人材が、無難な選択として大手企業に流れてしまい、社内調整やマネジメントなどをやっているのを見ると非常に勿体無いことをしていると思ってしまいます。

じゃあ、どうすればいいのか?

私は正しく比較できる状態を作ることがこの問題の解決に重要なことだと考えます。

・どの企業がエンジニアを正当に評価しているのか

・実際の年収はどれくらいなのか

・面接では何が問われているのか

これらが横並びで比較できるようになれば、 エンジニアは“なんとなくの安心感”ではなく、“合理的な判断”で企業を選べるようになります。

その結果、優秀な人材は本当に評価される企業へと流れるようになります。

そのために作ったのが「Devpay」です

Devpayは、選考情報を可視化するサービスです。

・面接で聞かれた質問

・通過・落選のリアルなデータ

・企業ごとの給与情報

これらを蓄積していくことで、エンジニアに対して「正当な評価」を行なっている企業の情報が開示されるようになり、海外のようにエンジニアの地位が向上していくと思います。

就活をスキル型採用へ 今の就活は、情報を持っている人や環境に恵まれた人が有利なゲームです。

しかし本来は違うはずです。

努力した人、スキルを積み上げた人が、正しく評価されるべきです。

Devpayは、そのためのインフラを作ろうとしています。

最後に もしあなたが、

・就活に違和感を感じている

・正当に評価されたいと思っている

・無駄な面接対策ではなく、本質的な準備をしたい

そう思っているなら、一度Devpay(本サイト)を見てみてください。

まだ小さなサービスですが、この市場を変えるためのデータが足りていない状況です。

もしエンジニアでこの記事をご覧になっている方々は、匿名で3分で投稿できるので、是非あなたの体験談を共有してください。